ココロノソラ
第29章 start 「 PM 5:00 」
それから髪を弄ったり
首筋に触れてくるのに耐えながら驚異のスピードで終わらせた。
「ふぅ...終わった。」
「お疲れさま。」
ソファーに移動して思う存分
かずに触れる。
会社で ” 櫻井部長” と
真面目モードで仕事をこなす姿の後の
この甘い感じがたまらない。
「んん...しょーさん...///
誰か来ちゃう...帰ろ?///」
「うん。」
「え...そっち出口じゃ...」
ごめんだけど俺止められないみたい。
3階の使われていない奥の部屋。
誰も立ち入ることもない。
「ここなら...ね?」
「んもぉ...///」
首に腕を巻き付けてきて耳たぶを甘噛み
してくる。
「かず。」
「んっ...はぁ...っ////」
右手でかずを支え、左手は恋人繋ぎ。
顎を伝って垂れる唾液。
「はあっ...////」
口を離すと火照った顔でとろーんとした目。
完全誘ってんじゃん...
「時間もないから...」
身につけたものを取り去って
ちゅっと吸い付きすぐさま赤い華が咲く。