貴方だけを愛してる
第9章 漂う闇は果てしなく
若「参ったな…」
爺「まーくん。和くんがここに来てる理由は話せない。それは変わらない」
A「…」
爺「どんな事があっても和くんの許可がなければ話せないことがある。これは医者として譲れない部分だ」
A「…はい」
爺「でも…」
チラッと若先生を見る
爺「ずっと2人を見て来たお爺ちゃんとして言える事はある」
A「先生…」
爺「まだ和くんは暗い闇の中にいる。そこから助け出せるのは…まーくんなのかも知れん。助け出せるかな?」
A「はい!!!だって約束したんです!ずっと守るって…ずっと隣にいるって!!!!」
爺「それなら…和くんを1人にするな。もし和くんが消えたらすぐに探しだしてあげるんだ。そして…抱き締めてあげてほしい。それだけで…いい」
若先生はずっと下を向いていた
お爺ちゃん先生も…なんとも言えない悲しそうな顔をしていた
若「雅紀…すまないな…俺が医者として足りないばかりに…」
A「先生…」
若先生の悲しそうな顔を見るとなんと言っていいかわからなくて泣きそうになる
とにかくニノはまだ闇から抜け出せてなかった
それだけは分かった
あの事件を忘れたわけでも
あの事件がなくなったわけでもなく無理やり閉じ込めてなかったフリして笑ってた
俺だけ事件を終わったこととして見ていた
それがとてつもなく悲しかった
A「今度も助ける。俺がニノを助け出す」
それだけがニノを救える
そんな気がした
爺「まーくん。和くんがここに来てる理由は話せない。それは変わらない」
A「…」
爺「どんな事があっても和くんの許可がなければ話せないことがある。これは医者として譲れない部分だ」
A「…はい」
爺「でも…」
チラッと若先生を見る
爺「ずっと2人を見て来たお爺ちゃんとして言える事はある」
A「先生…」
爺「まだ和くんは暗い闇の中にいる。そこから助け出せるのは…まーくんなのかも知れん。助け出せるかな?」
A「はい!!!だって約束したんです!ずっと守るって…ずっと隣にいるって!!!!」
爺「それなら…和くんを1人にするな。もし和くんが消えたらすぐに探しだしてあげるんだ。そして…抱き締めてあげてほしい。それだけで…いい」
若先生はずっと下を向いていた
お爺ちゃん先生も…なんとも言えない悲しそうな顔をしていた
若「雅紀…すまないな…俺が医者として足りないばかりに…」
A「先生…」
若先生の悲しそうな顔を見るとなんと言っていいかわからなくて泣きそうになる
とにかくニノはまだ闇から抜け出せてなかった
それだけは分かった
あの事件を忘れたわけでも
あの事件がなくなったわけでもなく無理やり閉じ込めてなかったフリして笑ってた
俺だけ事件を終わったこととして見ていた
それがとてつもなく悲しかった
A「今度も助ける。俺がニノを助け出す」
それだけがニノを救える
そんな気がした