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貴方だけを愛してる

第6章 甘い時間

ガシッとお尻を掴み立ちあがる

N「やっ!!」

急に立ち上がったので慌ててぎゅっと首に腕を回し抱きつくニノちゃん

足も自然と巻きつきだっこちゃん

A「ちゃんと捕まっとけよ」

わざと手を離し歩き出す

N「こあぃ…まぁくん…落ちちゃうよぉ…」

自力で捕まってないと落ちる不安定さに泣き言を言う

A「ニノちゃんがちゃんと捕まってれば落ちない」

意に返さず歩く

これなら挿れてだのぐちゅぐちゅしてなど言えない

何しろ油断したら落ちるのだから

N「まぁくん…」

甘ったるい声でどうにか支えて貰おうと庇護欲を煽る作戦に出たらしい

N「まぁくん…かず…落ちちゃう…」

A「落ちない」

N「まぁくん…ちゅーは?」

A「・・・」

N「やぁ…ちゅーしてぇ…かずとちゅーしよぉ?」

まったく…

ちょっとの距離すら我慢がきかないのか…

裸で抱っこして歩いてるだけで満足できないのか…

N「まぁくん…」

ぺろっと耳を舐めてくる

…案外余裕あるんじゃない?

そのままキッチンへ行き冷蔵庫を開ける

N「きゃ!寒い!!まぁくん!!寒いのよぉ!!!!」

さすがにぎゃあぎゃあ文句を言い出した

ペットボトルを取り出してすぐに閉める

A「お水飲も?お風呂でたくさん遊んじゃったからね」

ニノちゃんをキッチンカウンターへ乗せペットボトルのフタを開ける

ゴクゴクと飲み干した

ニノちゃんはちょこんと座ったまま待ってる

少しだけ水を含みニノちゃんの顔に手を添える

N「ん…んく…はぁ…もっとぉ…」

A「はいはい」

何度か口移しで水を飲ませる

N「んく…ありがとう、まぁくん」

はぁ…と甘いため息をつき満足そうに笑う

さてと…

A「これ持って」

1つ常温の水のペットボトルを持たせるとまた抱っこする

A「さぁベッドへ行きましょうか?お姫様?」

また歩き出すと今度はきゃっきゃと喜んで声を上げる

N「大好き!まぁくん!!!!」

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