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貴方だけを愛してる

第8章 暗い海

N「おはよーございまーす!」

みんなが待ってるスタジオについた

S「今日も無駄に元気だな(笑)」

N「んー今日ね、ボーッとしてたから体力有り余ってんの」

S「いつもだろ?」

しょーちゃんはもう高校生でなんとピアス開けてる

チャラいというか何というか…

それに…

S「おい、誰だよ!こんなとこにカップラーメン放置してんの!!!!」

2秒でキレる…

綺麗で可愛い顔に似合わずキレると怖い…

怒ってるしょーちゃんからは逃げるが勝ち

目立たないように大人しく離れよう…

A「…ニノ」

N「相葉くん!はよ!」

A「…はよ」

相葉くんの隣が僕の指定席

大人しくてボーッとしてる相葉くんの隣は居心地がいい

N「ねぇジャンプ読んだ?」

A「うん!あれ面白かった!」

いつも2人でくっついてる

同じような背格好

趣味もゲーム、漫画、野球…あ、相葉くんはバスケもかな?

だいたい同じ

ここまで来る電車だって同じ総武線

N「ふふっ」

A「なぁに?」

N「んーん、あ!始まるみたい。いこ?」

A「うん」

手を引っ張って歩く

大人しくて女の子みたいに可愛い相葉くん

ボーッとしてるからすぐ置いていかれちゃう

僕がサポートしてあげなきゃ

N「相葉くん…そのボール何?」

A「あ!」

慌てたようにスタジオの隅になぜか持ってたバスケットボールを置きに行く

A「あひゃひゃ。ボール持ってきちゃってた」

N「…なんでよ」

不思議ちゃんな相葉くんと一緒にいると楽しいが増える

だからこの指定席は譲れない

N「怒られちゃうから早く行こ!」

A「うん!」

手を繋いで走る

ずっとこの手を繋いでいたいなぁ…

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