貴方だけを愛してる
第8章 暗い海
また呼び出されたあの家
レッスンも早く終わる日でそのまま向かった
相葉くんに呼び止められたけど予定があるって誤魔化した
誤魔化せたと思ってた
トボトボと歩く僕の後ろに相葉くんが付いて来てると気づかなかった
ピンポーンと間延びした音がなる
押したくて押すチャイムじゃないから聞きたくもない音
「よ!来たね」
ニヤニヤ開けて出迎える先輩は耳にたくさんのピアスが開いてる
N「・・・」
無言で靴を脱ぎ階段を上がる
ドアを開けた先には知らない人たち
もう何人に抱かれたかなんて覚えてない
顔も見ない
ただ無言で服を脱ぐ
早く終われと願いながら
「毎度あり!」
「本当に綺麗な子だね〜あ、この事は…」
「わかってますよ。他言無用。それはお互い様でしょ?」
後ろでお金の受け渡しが見える
そんなの関係ない
誰が誰に払うお金だろうが僕には関係ない
「本当に綺麗だね…こんな可愛い子…好きにできるとか堪らないなぁ…」
うっとりした声で呟くおじさん
知らないよ
なんでもいいよ
さっさと終わらせてほしい
こんな事
チラッと目線を上げればおじさんと目が合う
「あぁ…堪らないね…可愛くて綺麗で…肌も気持ちいい…」
体を這う手が気持ち悪い
目を伏せ感覚を塞ぐ
ボクハオニンギョウ
レッスンも早く終わる日でそのまま向かった
相葉くんに呼び止められたけど予定があるって誤魔化した
誤魔化せたと思ってた
トボトボと歩く僕の後ろに相葉くんが付いて来てると気づかなかった
ピンポーンと間延びした音がなる
押したくて押すチャイムじゃないから聞きたくもない音
「よ!来たね」
ニヤニヤ開けて出迎える先輩は耳にたくさんのピアスが開いてる
N「・・・」
無言で靴を脱ぎ階段を上がる
ドアを開けた先には知らない人たち
もう何人に抱かれたかなんて覚えてない
顔も見ない
ただ無言で服を脱ぐ
早く終われと願いながら
「毎度あり!」
「本当に綺麗な子だね〜あ、この事は…」
「わかってますよ。他言無用。それはお互い様でしょ?」
後ろでお金の受け渡しが見える
そんなの関係ない
誰が誰に払うお金だろうが僕には関係ない
「本当に綺麗だね…こんな可愛い子…好きにできるとか堪らないなぁ…」
うっとりした声で呟くおじさん
知らないよ
なんでもいいよ
さっさと終わらせてほしい
こんな事
チラッと目線を上げればおじさんと目が合う
「あぁ…堪らないね…可愛くて綺麗で…肌も気持ちいい…」
体を這う手が気持ち悪い
目を伏せ感覚を塞ぐ
ボクハオニンギョウ