貴方だけを愛してる
第8章 暗い海
また今日も知らない人の
知らない手が僕に伸びる
たくさんの手が触れてくる
目を瞑って
感覚を消して
ただただ黙って心を殺して
早く終われと念じる
ガタガタっ!
ドンっ!!
ダダダダダッ!!!!
下で物凄い音がした
「なんだよテメェ!?」
「どけ!!!」
「ふざけんな!!!!」
怒鳴り声がする
「ん?なんだ?騒がしいな…」
僕の周りで好き勝手してた男たちが怪しむ
その間も争うような物音が聞こえる
でもきっと僕には関係ない…
虚ろな目は何も写さず空を彷徨う
バンッ
A「いた!!!!ニノ!!!!」
聞き慣れた声がした
N「あいば…くん…?」
ドアの方を向けば見慣れた
大好きな人の顔
A「ニノから離れろ!!!!」
普段ののんびりした相葉くんからは想像もつかない怖い声と表情
A「俺の…俺のニノから離れろ!!!!」
怒鳴り声と共に僕の中に挿れてた男を殴って引き離す
A「ニノに触って良いのは俺だけだ!!!!」
泣き叫びながら周りの男たちを突き飛ばしたり蹴ったりして僕から引き離す
「なんだよ!?俺たちは金払って…」
A「・・・!?そんなの関係ねぇよ!!!!俺のニノに触んな!!!!」
ガシッと僕を抱き締め叫ぶ
それでも僕は何が起きてるのか分からずボーッとされるがままだった
パシャパシャとカメラの音がする
滝「あーあんた達の顔しっかり撮らせてもらいましたよー」
今「まったく…良い大人がこんな子供を回春とか世も末だな」
N「えっ…」
滝「助けに来たよ?お姫様?相葉ちゃんのお願いだからね」
今「あっ!おっさん達動かないでね!下にいた奴らも捕まってるから♪ガキだからって舐めんなよ?」
A「ひっく…ひっく…ニノ…ごめんね…ごめっ…助けるの…遅くなってごめんね…もう…大丈夫だよ…」
泣きながら謝る相葉くんの腕の中でやっぱり理解できない僕はそのまま抱かれてた
遠くでパトカーのサイレンが聞こえた
それもやっぱり現実味がなかった
知らない手が僕に伸びる
たくさんの手が触れてくる
目を瞑って
感覚を消して
ただただ黙って心を殺して
早く終われと念じる
ガタガタっ!
ドンっ!!
ダダダダダッ!!!!
下で物凄い音がした
「なんだよテメェ!?」
「どけ!!!」
「ふざけんな!!!!」
怒鳴り声がする
「ん?なんだ?騒がしいな…」
僕の周りで好き勝手してた男たちが怪しむ
その間も争うような物音が聞こえる
でもきっと僕には関係ない…
虚ろな目は何も写さず空を彷徨う
バンッ
A「いた!!!!ニノ!!!!」
聞き慣れた声がした
N「あいば…くん…?」
ドアの方を向けば見慣れた
大好きな人の顔
A「ニノから離れろ!!!!」
普段ののんびりした相葉くんからは想像もつかない怖い声と表情
A「俺の…俺のニノから離れろ!!!!」
怒鳴り声と共に僕の中に挿れてた男を殴って引き離す
A「ニノに触って良いのは俺だけだ!!!!」
泣き叫びながら周りの男たちを突き飛ばしたり蹴ったりして僕から引き離す
「なんだよ!?俺たちは金払って…」
A「・・・!?そんなの関係ねぇよ!!!!俺のニノに触んな!!!!」
ガシッと僕を抱き締め叫ぶ
それでも僕は何が起きてるのか分からずボーッとされるがままだった
パシャパシャとカメラの音がする
滝「あーあんた達の顔しっかり撮らせてもらいましたよー」
今「まったく…良い大人がこんな子供を回春とか世も末だな」
N「えっ…」
滝「助けに来たよ?お姫様?相葉ちゃんのお願いだからね」
今「あっ!おっさん達動かないでね!下にいた奴らも捕まってるから♪ガキだからって舐めんなよ?」
A「ひっく…ひっく…ニノ…ごめんね…ごめっ…助けるの…遅くなってごめんね…もう…大丈夫だよ…」
泣きながら謝る相葉くんの腕の中でやっぱり理解できない僕はそのまま抱かれてた
遠くでパトカーのサイレンが聞こえた
それもやっぱり現実味がなかった