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貴方だけを愛してる

第9章 漂う闇は果てしなく

Jr.の仕事にもニノは変わらず来ていた

レッスンにも

何があったか知ってるのは少数の先輩たちだけでその先輩たちは注意深く俺とニノを見ていた

A「ニノ…大丈夫?」

N「うん…心配かけてごめんね?」

A「んーん。ニノが居てくれて嬉しい…」

N「ふふ…変な相葉くん」

いつもと同じスタジオの隅で

いつもと同じように2人でくっついて座る

何も変わらない

変わっちゃいけない

A「ニノ…ずっと一緒にいてね?」

N「くふふ、ほんとにどうしたの?」

A「…いてくれないの?」

N「居るよ…ずっと隣に…相葉くんが望む限り」

みんなに隠れて絡ませる小指

小さな誓い

N「相葉くんは僕のヒーローだもん」

コツンと肩に乗せられた小さな頭は軽くて

N「相葉くんが僕を助けてくれたんだもん」

小さく呟かれる言葉は嬉しくて

A「守るよ…ずっと。俺が守るよ…ニノの事ずっと」

誓わずにはいられない

この可愛くて綺麗で繊細な大事な相方を守ると

A「どんな事があっても俺が守るよ」

N「僕も…守るよ。相葉くんを。どんな事からも守り続けるよ」


スタジオの隅で誓う

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