たね
第1章 憧れの先輩が朝、廊下で髪に触れる。
BL萌えのたね☆いってみよ~
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
私の前を歩くのは我が校で有名な先輩達。超モテ男子とコスプレが趣味の乙女男子。毎日色々な格好をして登校してくる乙女男子の先輩はコスプレイヤーとして、喋らなければナカナカの完成度だと思う。今日は半分着流しに黒ブーツってまるで銀○みたいな格好をしている。
「テル君今日は凄い寝癖…これじゃ天パ」
「ぅん…寝坊しちゃったんだ…だからこの格好にしたの」
コスプレ先輩の髪をセットしてあげてる。凄く楽しそうに髪を撫でているだけにも見える…。
「ハハハッはね過ぎだぁテル君…ほら…こっち向いてぇ可愛い」
「やめてょストレートに戻したら意味無くなる…アタル君だってシャツ出てるよ」
「あえてだしぃコラやめろぉ~ダサいだろぉが!インすんな!」
はぅ!髪を撫でたりズボンを引っ張り合う先輩達は、まるでジャレ合う子犬です!!
「コンニャロ!」
「ちょぃまち!コケるってぇ~ハハハッ」
行けぇ~!押し倒せぇ~!ハプニングカモォ~ン!!