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たね

第2章 幼馴染が休日、駅でギュする。


GL萌えのたね☆いってみよ~
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆



「おはよう、買い物?」
「おぅ…はよぉ、由香も?」
「まぁそんなとこ…明日のテストが終わったら、明後日から部活ね。男バレは朝練から有るの?」
「有る。由香無いの?」
「ん?有る」
コイツは俺の幼馴染みの由香。女子バレー部の期待の星。俺は単なる部員の1人…。

「あっ!良いところに由香発見!テストの打ち上げに、明日合コン来ない?」
女子バレー部の先輩が、由香をコンパに誘っているようだ。断ってるけど、割と強引な先輩だなぁ…。助けに入った方が良いのか?

「ちょっと!私の参加しない合コンに由香を誘わないで!って言ったでしょ?由香は私のなの!」
俺がグダグダしていたら、女子バレー部の部長が止めに入った。この部長は年の割に巨乳で、男バレにとって大切な目の保養要因だ。いつも大声でサバサバした人だから、こんな冗談も通じる。
「チェッ見つかったぁ~」
強引だった先輩は、諦めた様だ。

「部長…冗談止めて下さい」
「なんでょ…由香のチッパイは、他の誰にも触らせないわ!」
小声で言っている様だが…元から声がでかいから、丸聞こえです先輩。

「もぉホントに止めて下さい」
由香の顔は真っ赤だ…多分…ココからじゃポニーテールで隠しきれ無い耳と首しか見えないけど…多分真っ赤だ。

そして俺には分かる。幼馴染の俺には…お前が喜んでいる事が…。

到着した電車に手を繋いで乗る2人。俺は一応気を使って、隣の車輛に載った。



そうなのか!?そうだったのか由香…お前は部長の事が好き…なのか?
もしかして、もう付き合ってるのか?じゃーこれからどこに行くんだ!?

俺の胸は、色んな意味でギュッとした───










俺もまぜてくれ。


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