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大型犬との同居~Sequel Of Story~

第2章 ~BL作家活動の日常~

イベント当日。

僕と大喜君は、一緒に両隣になった他のサークルの人達と挨拶を済ます。

次に自分のサークルの飾り付けをして、テーブルの上に新刊の同人誌3種類と既刊2種類、釣り銭箱を置いた。

僕が座ってる椅子と、大喜君が座ってる椅子の間にはノベルティが入った箱を1つ、新刊と既刊の在庫が入った箱がそれぞれ1つずつ置いてある。

「大喜君
イベント本番で手間取らないように、今の内にイベント開始直後の流れと販売手順、ノベルティを渡すタイミングを説明しとくね」

「了解っす」

僕は、大喜君にそれらを説明した。

「大丈夫そう?」

「はい、任せて下さい!
接客業務に関しては、特に心配いりません♪」

ちなみに、僕のサークルの位置は壁際。

「犬飼先生」

「こんにちは」

「明人(あきひと)さん、護(まもる)さん!」

「2人共、こんにちはっす!」

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