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大型犬との同居~Sequel Of Story~

第2章 ~BL作家活動の日常~

その後は、歩さんと研磨さんが持ってる新刊のBL小説にサインをして、郁君と一緒にアメニイト日本橋店を出る。

車に乗り込んでから、郁君と打ち上げの為に梅田に向かって運転しているんだ。

「そうそう、言い忘れてたんだけど」

「はい?」

ふと、ある事を思い出した。

「数日前から、新作のBL漫画の原稿を描いててもうすぐ1話分が完成するよ」

「本当ですか!?」

目を輝かせながら、わくわく感が溢れ出る表情で興奮する郁君。

「いつもどおりの年下攻め本で、ワンコ後輩×腐男子先輩の高校生モノで2人は20センチも身長差があるんだ」

「先生の王道のワンコ年下攻め本…!
しかも、身長は20センチ差…!」

いつもながら、郁君の萌えツボにどストライクだったようだ。

「もちろん、後輩の方が身長高いんですよね?」

「そうだよ」

「よっしゃ!」

低身長の後輩攻めも良いが、高身長の後輩攻め本が多いって事はそっちが主流の要素なのかな?

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