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大型犬との同居~Sequel Of Story~

第1章 ~プロローグ~

◇505号室・大喜の部屋◇

「zzZZZ」

「小太郎さんの寝顔、いつ見ても可愛いなぁ♪」

俺の隣で寝ている小太郎さんの寝顔を見る度に、いつもそんな事を思う。

「俺も、そろそろ寝ようっと」

俺は目を閉じると、そのまま眠りについた。

◇505号室・玄関◇

-小太郎視点-

「小太郎さん、行って来ます」

「大喜君、行ってらっしゃい」

翌日、僕は仕事に行く大喜君を送り出す。

◇505号室・小太郎の部屋◇

「このハゲ~~~!!」

新刊のBL漫画を読みながら、部屋の中でとある人物の如く叫ぶ。

「こういう、モブ親父に襲われそうになる展開は、もの凄く苦手だ…。」

今読んでる話の受けキャラが、モブのハゲ親父に襲われそうになっている。

「あっ、良かった…。
攻めキャラが助けに来た…!」

受けキャラのピンチの時に、攻めキャラが助けに来る展開は王道ながらも好きだ。

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