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大型犬との同居~Sequel Of Story~

第4章 ~続くすれ違い~

◇505号室・リビング◇

「小太郎さん…。」

リビングに行くと、ちょうど大喜君がテレビを消して立ち上がったところだった。

「大喜君、ゴメン
晩飯、食べて来ちゃった…。」

「誰とですか…?」

「1人で、玉座の王将にだよ」

高飛君達と漆黒のラーメン屋で食べた事は、まだ伏せてた方が良い…。

「ゴメンね、連絡し忘れて」

「嘘だッ!!」

「ッ!?」

突然、大声で叫ぶ大喜君に驚く。

「何で、嘘付くんすか?」

「嘘なんて…。」

「付いてますよね…?
嘘を」

「……。」

大喜君は、少しショックを受けた表情をしながら、僕に近付く。

「俺、見たんですよ
小太郎さんが、爪切達と一緒に漆黒でラーメンを食べてるとこを店の外から…。」

「えっ…?」

大喜君に、見られてた…。

まさか、そんな…。

「今日は、小太郎さんは外食して来るだろうなって思い、俺も外食する事にしたんすよ」

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