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雪に咲く花

第28章 新たな繋がり

地元の素材を使った夕食を楽しみ、温泉に浸かった後、部屋に戻った二人は布団に横になった。
「実家じゃ堂々と出来なかったからな。今夜は思う存分楽しもう」
亘が、雪斗の浴衣を丁寧に脱がせていく。
「雪斗の綺麗な体に傷が残らなくて、本当に良かった」
真っ白な肌を優しく撫で回し、胸に耳をあてた。
「この体は、もう亘以外には、絶対さわらせないから」
固く決意した雪斗の瞳を見つめると、初めて出会った頃より、大人びて来たことが分かる。
背も、あの頃よりは、数センチ伸びている。
雪斗としては、もっと伸ばしたかったと、がっかりしていたのだが……。
実際、二年前よりは大人びたとはいえ、やはり、童顔で、あまり筋肉のない華奢な体つきであることはかわりない。
亘が雪斗の乳首を軽くつまむ。
「あぅん!感じちゃう」
体の中に、電気が走るようだ。
「あ……ぅん……亘、あそこをお願い」
「よし、指を入れるぞ」
亘が後孔に指を差し込んだ。
何度か、亘のものが入った入口は、いつの間にか、ゆるくなり、徐々に増やした指も簡単に受け付ける。

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