雪に咲く花
第47章 うるう年のサプライズ
「良かった。気に入ってもらえて。初めてあなた方に会ったとき、素敵な人たちだなって思って、是非似顔絵を描いて見たくなったんです」
優夜が笑顔で語った。
「そんな、素敵だなんて……。でも嬉しいです」
亘が恥ずかしそうに笑う。
優夜が、あの時写真を撮らせて欲しいと言ったのは、こういった理由があったのだ。
「良かったな優夜。それにしても、名字が違うんじゃ、いくらお墓を探しても見つからなかったわけだよな」
ヒロが笑って優夜の肩に手をのせた。
「あっ……!ヒロそろそろ行かなくちゃ……。ごめんなさい。せっかく会えたからゆっくりお話したかったんだけど、これからお世話になった人との約束があるんで、今日は失礼します。また会えるといいですね」
「せっかくなのに、すみませんね。楽しい誕生日を過ごして下さい」
優夜とヒロが頭を下げた。
「いえ、こちらこそお気遣い有難うございました。お陰様で素敵な日になりました」
「有り難うございました。あの絵大切に飾っておきますね」
去り際の二人に亘と雪斗が礼を言った。
優夜が笑顔で語った。
「そんな、素敵だなんて……。でも嬉しいです」
亘が恥ずかしそうに笑う。
優夜が、あの時写真を撮らせて欲しいと言ったのは、こういった理由があったのだ。
「良かったな優夜。それにしても、名字が違うんじゃ、いくらお墓を探しても見つからなかったわけだよな」
ヒロが笑って優夜の肩に手をのせた。
「あっ……!ヒロそろそろ行かなくちゃ……。ごめんなさい。せっかく会えたからゆっくりお話したかったんだけど、これからお世話になった人との約束があるんで、今日は失礼します。また会えるといいですね」
「せっかくなのに、すみませんね。楽しい誕生日を過ごして下さい」
優夜とヒロが頭を下げた。
「いえ、こちらこそお気遣い有難うございました。お陰様で素敵な日になりました」
「有り難うございました。あの絵大切に飾っておきますね」
去り際の二人に亘と雪斗が礼を言った。