雪に咲く花
第47章 うるう年のサプライズ
雪斗の手により、プレゼントされたワイングラスに心地好い音をたててワインが注がれていく。
亘も雪斗のグラスにワインを注ぐと、雪斗が祝いの言葉を口にした。
「亘の4年に一度の誕生日を祝って乾杯!Happy Birthday 」
2つのグラスが触れあい音が響く。
今は21歳になった雪斗とも、一緒に酒を味わうことが出来るのだ。
亘は7本の蝋燭を一気に吹き消した後、注がれた赤ワインを口にした。
「うん、香りもいいし美味いワインだ。このグラスで飲むのに最高だよ」
「よかった。奮発した甲斐があったよ。あっ……ところでさ、あの優夜さんて人、俺と気が合いそうな気がするんだ。何だか同じ匂いがするっていうのかな。それにヒロさんて人と息があってる感じだよね。どういう関係なんだろ?もしかすると恋人同士だったりして」
確かに雪斗は優夜と容姿の系統や、醸し出す雰囲気がどことなく似たところがあるように亘も感じていた。
ヒロという青年とも深い絆があるのだろう。
彼らの連絡先を訊いておけばよかったと後悔する。
「また、会いたいな。面白い人達だったし」
「そうだな。素晴らしいプレゼント頂いたしな」
亘も雪斗も、二人の青年にまた会える事を願った。
亘も雪斗のグラスにワインを注ぐと、雪斗が祝いの言葉を口にした。
「亘の4年に一度の誕生日を祝って乾杯!Happy Birthday 」
2つのグラスが触れあい音が響く。
今は21歳になった雪斗とも、一緒に酒を味わうことが出来るのだ。
亘は7本の蝋燭を一気に吹き消した後、注がれた赤ワインを口にした。
「うん、香りもいいし美味いワインだ。このグラスで飲むのに最高だよ」
「よかった。奮発した甲斐があったよ。あっ……ところでさ、あの優夜さんて人、俺と気が合いそうな気がするんだ。何だか同じ匂いがするっていうのかな。それにヒロさんて人と息があってる感じだよね。どういう関係なんだろ?もしかすると恋人同士だったりして」
確かに雪斗は優夜と容姿の系統や、醸し出す雰囲気がどことなく似たところがあるように亘も感じていた。
ヒロという青年とも深い絆があるのだろう。
彼らの連絡先を訊いておけばよかったと後悔する。
「また、会いたいな。面白い人達だったし」
「そうだな。素晴らしいプレゼント頂いたしな」
亘も雪斗も、二人の青年にまた会える事を願った。