
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第4章 伯爵とロリキッス!
私の髪型は――――…ピノ彦君によって可愛いショートボブになったが…
アレキサンダーは短くなった髪を「無念だ」と、嘆いている
泣きたいのは私の方なのに…でも、日がたつにつれ短い髪もなれてきてシャンプーもしやすいし便利かなと思うようになった
「ねぇ…ピノ彦君――――…あのアンティークショップはどうなったの?」
ディナーの後のデザートを置いてくれたピノ彦君に聞くと「あ~、あれは」と、話してくれた
捕まったアンティークショップのオーナーは独り身で跡継ぎとか居なかった事もあり閉店を余儀なくされた
しかし、商品や店の権利などの関係でそのままになると思われたが――――…
孤独なオーナーが「私に何かあったら店を頼む」と、全てを譲渡していたことが分かったらしい
「そ、それがなんと――――!ドレスショップの店主だったんですよ!」
「///ええ!凄い偶然ですね!」
「あそこはアンティークのレースなどを扱うからな…ショップのオーナーもあそこの店主とは気が合ったんだろう…
オーナーから、丸々店を譲り受けたらしい――――…で、アンティークや自分の趣味の小物を販売することにしたんだと!」
