
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第8章 伯爵と悪夢
――――…その時…アレキサンダーと言うと…
「すみれったら///好きって…何度も言われると…照れてしまうよ――――…」
アレキサンダーは、自分の方を向きながら眠りに落ちていくすみれを見つめ――――…微笑んでいた
「――――ご主人様…今日の睡眠香…量が多くありません?僕には甘ったるくて…“うぇ~!”ですよ!」
すみれが眠りに落ちたのを確認すると…ピノ彦がヤレヤレと言った表情で入ってきた
「いいの!すみれが“アレク好きっ”て、言ってるんだから!」
「“アレク好き!”とは、言ってませんよ!捏造禁止!!ジャ〇に訴えますよ!」
アレキサンダーはスヤスヤ眠るすみれの頭を撫でながら…「私にはそう聞こえたんです!」と、“好き”の矛先を変え喜んでいた
