
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第8章 伯爵と悪夢
この間――――…すみれは野村 空と偶然にも出会ってしまっていた…
勘違いしてくれたから助かったかもしれないが…
すみれの存在に気がついたら――――…
どうなるかは…分からない
「…愛しい…すみれ――――…」
「ご主人様のロリータ好きの原因は有森様ですからね――――…彼女には責任を取ってもらわないと…」
ピノ彦は少しだけ部屋の換気をすると甘い“催眠香”の香りを外へ逃がした
「ご主人様――――…目が覚めないからって…変なことしたら…朝食…ピーマン祭りにしますからね!」
「///し、しないから~!写真…撮るぐらいで…」
ピノ彦は窓を閉めると――――…ジトーっとした視線をアレキサンダーに向けたまま無言ですみれの部屋を出ていった!
