テキストサイズ

ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵

第10章 伯爵と真実


初めて入る義理父の書斎――――…


義理父の性格が人目で分かるかも…隅々までキッチリ整理されている


家政婦の夏井さんだって入ったことのない部屋だから掃除は自分でしているのだろうが…

塵ひとつもない綺麗な部屋は異常な違和感まで感じる



「――――違和感…まさか!防犯カメラある?!」


私は義理父の過剰なまでの用心深さに部屋を見渡す――――!?



「大丈夫だよ、防犯カメラは止めてあるから」



「///ヒッ――――!?キャァ!!」


私は行きなりの声かけに心臓が飛び出るほど驚き悲鳴をあげた!



「うわゎゎゎゎゎ!って、私だ、わたし!」


私は慌てて身を隠したが――――…“私”と、自分を呼ぶその声に聞き覚えがあった…



ストーリーメニュー

TOPTOPへ