
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第1章 伯爵様は…
「可愛いって…歳じゃないですよ…」
少しふて腐れながグラスに入っていた水を飲む
「ん~!可愛いじゃないか~♪グラスを両手で持ち飲む姿が――――…萌えだよ♪」
私はハッと自分の飲料スタイルに一瞬固まった――――…
少し大きめなウォーターグラスを落としていけないと無意識的に両手で持ち飲んでいたのだ――――…なんと…お子さまチックな行動に泣きたくなる!
「有森様は本当に可愛いです!僕も見習わなくては」
ピノ彦君もそんな私の姿をニコニコしながら見ていた
「///そ、そんなことより!!説明してください!!もう、なにがなんだか…」
私はグラスをテーブルに置くと姿勢を正し真面目顔でアレキサンダーに向き合った
「――――…真面目な顔も…萌えだね…すみれは…っと、説明ね――――…説明…
どこから説明したらいいのか――――…
まず――――…すみれに知ってもらわなくてはいけない事…」
アレキサンダーも真面目に答えてくれようと姿勢を正し私に視線を向ける――――…
「私は――――…小さい子が大好きだ」
「…は?」
「私は…小さい子が…性的に好きなのだよ…
すみれのその身長――――…胸の大きさ…華奢な体…
年齢はそうでないにしろ…私の理想体型だよ――――…結婚してほしいくらいだ!」
