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ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵

第2章 伯爵と迷子の子犬


そ~…と、奥の扉を開く――――…


一段と暗さを感じたその部屋は、寝室だと気がつく


少しだけ開いた扉の隙間から――――…寝息が聞こえる


やっぱり、ここはアレキサンダーの寝室…


そう思うと心臓がキュッと絞まった


「///真っ暗――――…」


日の光が少しも感じられない寝室――――…夜更しをして寝坊しているアレキサンダー


しかも、こんなに安易に侵入を許してしまうなんて…案外セキュリティーは甘い気がする


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