
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第3章 伯爵と通り魔
「あ~…それ、分かります!僕もここ何年と…時間が止まった感じがしますから!って、実際止まってるんですけどね!」
ん?時間が止まっている?
そう言えば…ピノ彦君って…何者なんだろう?…12歳ぐらいの少年に見えるけど…
大人っぽい時もあるし…何でも出来るし…
この間…「精進料理が食べたい」と、言うアレキサンダーの無茶ぶりに…完璧に答えていたし…
実は副業でネット音楽プロデュースなんかもしていた…
何年か前に流行ったボカロの曲がピノ彦君の作ったモノだったと聞かされ…ドン引きしたのはつい最近のことだ…
楽曲提供や使用料、楽譜使用料…カラオケの印税…などピノ彦君を通してアレキサンダーにはそう言う収入もどんどん入っているらしい…
アレキサンダー自体も株で儲けていたし…
政治家や官僚…会社のトップの人間となにかしら繋りながら…国を違う角度から動かしている…らしい――――…
