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ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵

第3章 伯爵と通り魔


べた褒めされている白本さんは真顔で「恐れ入ります」とアレキサンダーに頭を下げた


ダンディー過ぎる…


見た目はアレキサンダーより歳上に見える…


【吸血鬼】であるアレキサンダーは見た目20代の若者にしか見えないのだからしょうがない


「え?葡萄園の方が――――…なんで?運転手?」



「葡萄園の方は息子夫婦に任せて…わたくしはご主人様の運転手になったのでございます…

白本家は元々西川家の運転手だったところを、一族が苦労しないようにと葡萄園の世話を任せていただいたのが始まりでございます」



はぁ…なるほど――――…


「ま、後は車で話そうじゃないか」


「///あっ、は…はい!」



ヤバイヤバイ…このままだ白本ヒストリーを聞き入ってしまうところだった!


お出掛けの時間がなくなってしまう!



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