ただ今嫉妬宮発動中!
第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★
潤には内緒……
自分で翔に言っといて……
こんな展開。
ちょっと予想外でもあったのよ?
いや、だってねぇ……オレを好きになったかも
って何なの?
いつの間にそう思ってた?みたいな。
あんな、学年トップの優等生がさ。
男に興味あったなんてさ?
ん?
オレだから……みたいな事言ってたっけ?
……本当分かんねぇ
潤に近付くウザい奴をさ。
オレが直接、排除してあげましょ?
って思って、意気揚々とあいつの
お誘いを受けてこんな、カビ臭せぇ辺鄙な場所で
飯なんか食ったけどさ……
オレを見てくる、アイツの視線は。
熱かったねぇ。
……まぁ、それならそうで。
利用させてもらいますよ?
オレにこのまま溺れちゃいなよ?ってね。
そんでもって、潤とは距離置いて
もらいましょ?って。
まぁ……そのあとはぁ……
知ぃらなぁい~っと。
……潤。
お前をオレだけのものにしておく為のね。
これは、オレの中で始まった
面白いゲームなのよ?
必ず攻略して、クリアするから
お前は、何にも知らないままオレの
やりたい放題させてね?
翔の魔の手から守るオレだけの
ミッションだから。
クリア出来たら教えてあげるね?