ただ今嫉妬宮発動中!
第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★
S「いやぁ、ゴメン!ゴメン!でも可愛い♡♡」
ニコニコしながら言ってる翔。
……もう、どうでもいいや。
なんて思っていたら。
いきなりね?
聞いてきやがった。
S「潤の彼女ってどんな子かな?」
N「……知らない」
S「そういう、話双子同士でしねーの?」
N「……ん、まあね」
S「正直、二人とももてんだろ??」
N「……まあね?フフフッ」
S「否定しないんかーい!ハハハッ」
翔が豪快に笑ってる。
……。
S「……潤に今日会う事は?」
N「言ってないよ?」
S「だよね……」
N「潤には、関わらないでって言ったでしょ?」
S「……ん、でもオレ潤はいいダチだって
思ってんだ。ダメかな?」
………………。
オレが黙ってしまったら翔が慌てて、この場を
繕おうとした。
S「あ、やっぱ兄弟には特にこんな……オレらの
話は出来ないよね?……ゴメン?」
オレの機嫌を窺うように、言う翔に。
N「あいつは特別」
そう真っ直ぐ、翔を見て言った。
S「えっ?」
N「オレの中であいつだけは、昔から特別な
存在だから。」
それだけ翔に言うと、
S「あっ!双子ってやっぱりそういう感じ
なんだね!?なるほど!」
オレの言葉の意味を
どれだけ理解してくれたか
分からないけど、
何やら納得した翔に、心の中で
だからオレの潤に関わんな。
って強く思った。
だけど。
翔は
その後。
信じられない言葉を口にしやがった。
「でもダチはダチ。和は和。オレは潤の事は
和がそんなに大事にしてる存在って言うなら
オレも、潤をダチとして、特別な存在で
いさせてもらいたいよ。」
って。
…………。
はっ!??
お前、何言ってくれてんの?