テキストサイズ

ただ今嫉妬宮発動中!

第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★



走り出した車の窓からの景色を頭を持ち上げて



眺めた。



N「……どこ行くんですか?」



翔をチラッと見て聞くと、



S「あっ!アキバ行かね?」



って……



N「……マジ?」



いきなりアキバかよ?



意外な場所に驚いた。



S「和、ゲーム大好きなんでしょ?」



N「お、おー」



S「オレの行きつけのショップ、メチャ
 面白いからさぁ?」


……へぇ。



なんか、意外な提案に。



ちょっと。



なんか。



…………楽しみになってきた。



なんか、こいつと何するかなんてさ。



全く無計画だったオレだから。



今日、芝居するとは思ってたはいたけど



正直、そんな知り合ったばっかの奴と



どこ行こっかなぁなんて、ちょっと



考えんのも面倒くさかったからなぁ。



じゃあさ。



こいつが、勝手に立てた計画に今日は



乗ってみましょうか?




……主導権とりあえず。



今はあんたに譲りますから。



頭ん中でごちゃごちゃ考えながら


過ぎ行く窓からの景色を眺めていた。



S「でさぁ、*§#\#〇*●/◎§†\*#,」



…………。




S「和?聞いてる?」




……は?




何て?




なんか、翔がさっきからペラペラ喋っていた



みたいだけど、ごちゃごちゃ考えながら



最終的に「潤、起きたかなぁ」なんて



思ってるときに翔にそう言われ



我に返った。



N「ん、あーごめん。……でなに?」


 
S「和、マイペースだなぁ……可愛い!」




………………。




またかよ。



それ。


 
N「……可愛いって何なのよ。オレ男だかんね?」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ