ただ今嫉妬宮発動中!
第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★
目の前の翔から、「ゴクリ」と
喉の鳴る音が聞こえてきそうな
感じ。
オレの言葉を固唾を飲んで待っている
姿に、ちょっと吹き出しそうになるのを
我慢した。
N「まだ秘密♡♡」
S「……んもうっ、何だよぉぉっ」
はぁっと肩の力が抜けたように翔が
ガックリと下を向いた。
N「ちゃんと聞いてなかったの?
まだ。って言ったでしょ?」
S「えっ?」
N「試せば分かるじゃない?」
S「………………えぇっ!?」
遅いわ。
反応。
翔が又あたふたしながら
コーラを慌てて飲もうとする。
喉にそのまま詰まらせた翔がブハッと
そこに吹き出した。
N「ちょっとぉ、何やってんのよぉ。はい、
これで拭け。」
自分のハンカチを翔に、ぽいっと投げた。
S「ご、ごめん……ゴホゲホッ!!」
……面白すぎ。