ただ今嫉妬宮発動中!
第1章 嫉妬宮その1~N×A
出て行った二人を追いかけて
後ろ姿にこう叫んだんだ。
N「ねぇ、やっぱオレも残るわ」
振り返った、まーくんはニッコリ笑って
A「和くん!マジで!?よっしゃ!
やる気出たぁぁ!!」
廊下で大袈裟に叫ぶまーくんに
内心凄く嬉しくなりながらも、
N「今日だけね。今日だけ~
ラーメン食べたいし。一人じゃ、やだし。」
可愛くない態度で、可愛くない返事を返す。
J「まーは、時間がかかるぞぉ」
なんて。
あなた、まーくんの事そんな、
分かってます
風に話さないでもらえます?
僕が、それなら手取り、足取りじっくり
振り入れてあげますよ?
だから、今すぐその肩に置いてる手……
離しなさい。
潤くんがまーくんの肩に回してる腕を
これでもかってくらい、睨み付けた。
N「そんなん百も承知。まーくんは
覚え方が人と、ちょっと違うんだもんねぇ?」
A 「えっ?」
なんてとぼけた顔をしたまーくんを
「可愛い」なんて
思いながらスルリと反対側の腕に
自分の腕を絡めた。
周りから見たら、「相葉雅紀」に
グループの末っ子二人がふざけて
絡んで、それはそれは仲のいい微笑ましい
光景かもしれないね?
だって、実際オレらはわちゃわちゃと
スキンシップが過剰なグループで最近は
ファンからも有名になって、そこ人気な所も
あるんだもんね?
だから、人前でこんなんやっても全然平気。
カッコつけの潤くんは、周りの目。
ちょっと気にしてる所あるかもね?
なんせ、尖ってますからね。
まーくんは困った顔して笑ってるけど
お構いなしに廊下を、そのまま腕組んで歩いた。
潤くんが……超邪魔なんですけど!