
子猫エキサイト
第1章 汗を流そう❤️
走り出して30分ぐらいすると…
あっという間に天候が崩れ――――…
小降りだった雨もだんだんと激しく降り始めた!
「ユナ!ずぶ濡れになる前に切り上げよう!」
「あっ!うん――――…」
走るのを止め振り替えるとユナはなんだか浮かなそうな顔をする
「ん?どうした――――…寒いか?」
少し雨に濡れたし…体が冷えたのかと思った
「――――あ…うん…濡れちゃったし…」
雨に濡れた体は体温を奪われる…小さな体のユナは冷えるのも早いのかも知れない…
「このままじゃ風邪引くかも……ねぇ、啓二さん…お風呂…借りていい?」
ここから俺の家まで数分である――――…
「だな、雨に濡れたまま返す訳にも行かないしな――――…寄っていくか?」
