ギムレット
第15章 アンジェロ 好奇心
案の定、ヘルプに着いたホステスたちは篤史の誘いに乗ってきた。
本命のメグだけがあまり気乗りしなさそうな態度だったが、他のホステスたちに促されてアフターに行くことを了承した。
メグが行くことに了承したことに八代はホッとしたが、ここからが問題だった。
八代たち5人の男は、とりあえず先に店を出て、ビルの前で待つという約束をした。
「八代さん、こっからどうしますか?」保が八代に尋ねる。
八代は考えが纏まっていなさそうだったが
「とにかくタクシーでアフターはエイチの店に行けよ。タクシーに乗る順番は俺と本命の女は二人だけになるように全員で気を配れ」
エイチの店とは、尚樹や八代たちがいつも一緒につるんでいる男が経営している会員制のVIPルームのある店だった。
「とにかく、その先は俺一人で何とかする」
八代は決意を言葉にしてから他の4人の顔を見たが、その4人の目は、本当に何とかしてくださいっ!という懇願のこもった目に映った。
本命のメグだけがあまり気乗りしなさそうな態度だったが、他のホステスたちに促されてアフターに行くことを了承した。
メグが行くことに了承したことに八代はホッとしたが、ここからが問題だった。
八代たち5人の男は、とりあえず先に店を出て、ビルの前で待つという約束をした。
「八代さん、こっからどうしますか?」保が八代に尋ねる。
八代は考えが纏まっていなさそうだったが
「とにかくタクシーでアフターはエイチの店に行けよ。タクシーに乗る順番は俺と本命の女は二人だけになるように全員で気を配れ」
エイチの店とは、尚樹や八代たちがいつも一緒につるんでいる男が経営している会員制のVIPルームのある店だった。
「とにかく、その先は俺一人で何とかする」
八代は決意を言葉にしてから他の4人の顔を見たが、その4人の目は、本当に何とかしてくださいっ!という懇願のこもった目に映った。