
ギムレット
第16章 ブルドッグ 守りたい
尚樹の鋭い視線から目を逸らす。メグはその問いにすぐには答えられなかった。
聞きたいことはたくさんある。しかし、その中で今一番知りたいこと……
しばらく黙ったままの後、メグは尚樹に視線を向けて言った。
「あなたは……あなたはいったい何者なの?あなたと……和弥、タクの関係が知りたい」
意地悪そうな笑みを浮かべて尚樹は答えた。
「それじゃあ、質問が3つだぞ。今答える質問は1つだ。って言っただろ」
メグは尚樹の返事に戸惑い、また押し黙った。
尚樹はスコッチをグラスに注ぎ彼女にもグラスを手渡した。
自分のグラスのスコッチを一気に飲み干した後に、「俺はシャワー浴びてくる。その間に考えとけよ」そう言った後に、ベッドの下から古い段ボール箱を引っ張り出して、その中から一冊のアルバムのような物を取りだしメグに手渡す。
「これは……サービス」
尚樹が部屋から出て行った後に、手渡された小さなアルバムをそっと開いてみた。
聞きたいことはたくさんある。しかし、その中で今一番知りたいこと……
しばらく黙ったままの後、メグは尚樹に視線を向けて言った。
「あなたは……あなたはいったい何者なの?あなたと……和弥、タクの関係が知りたい」
意地悪そうな笑みを浮かべて尚樹は答えた。
「それじゃあ、質問が3つだぞ。今答える質問は1つだ。って言っただろ」
メグは尚樹の返事に戸惑い、また押し黙った。
尚樹はスコッチをグラスに注ぎ彼女にもグラスを手渡した。
自分のグラスのスコッチを一気に飲み干した後に、「俺はシャワー浴びてくる。その間に考えとけよ」そう言った後に、ベッドの下から古い段ボール箱を引っ張り出して、その中から一冊のアルバムのような物を取りだしメグに手渡す。
「これは……サービス」
尚樹が部屋から出て行った後に、手渡された小さなアルバムをそっと開いてみた。
