ギムレット
第5章 モヒート 心の渇きをいやして
「何考えてたの?」
シャワーを浴びて、洗った髪をタイルドライしただけの無造作なヘアースタイルにバスタオルを腰に巻いてタクがベッドに横たわる私の横に倒れこむ。
私はシャワーで白い肌が温まり火照った体に、この乱れた髪のタクが魅惑的で好きだった。
「枕から、タクの香りがするな。って思って……」
タクは、ベッドに裸でうつ伏せに横たわる私の背中から腰に向けて指の腹で撫でた。
「メグの香りもするよ。一人で寝るときは、その匂いを嗅ぐだけで、俺……興奮してくる」
タクの指は、そのまま腰からお尻のラインを伝って、私の割れ目に進入してそっと撫でる。
合鍵を渡されてから、私たちは頻繁にタクの部屋で抱き合った。
体を重ねるごとに激しさを増して、タクに抱かれた後の数日間は、私の体の快楽の余韻は消えることがない。
「はぁ……ああっぁぁ……」
次第にお互いの喘ぎ声も大きくなっていく。
タクは私の敏感な部分をいつも何度も舌で舐めて快楽を与える。
”俺の顔の上を跨いで”
と言われ、私は言われるままに、顔の上を跨いで、彼の口元に私の敏感な部分が触れるように腰を下げる。
そのまま舌で舐められ何度も絶頂を味わう。
思い出すだけで何度も刺激されて責められた敏感な部分が
鼓動とともに脈を打ち……疼く。
その疼きが消える間もなく、また抱かれたい欲望が私の体を支配していく。
私はタクの特別な人にならなくてもいい。この部屋で抱き合うだけの関係で……
それで…… いい。そう思っているのに……
時々、この男を独占したいという欲望が、私の心の中に湧いて出る。
この男を失いたくない。そう考える自分が…… 怖い。
シャワーを浴びて、洗った髪をタイルドライしただけの無造作なヘアースタイルにバスタオルを腰に巻いてタクがベッドに横たわる私の横に倒れこむ。
私はシャワーで白い肌が温まり火照った体に、この乱れた髪のタクが魅惑的で好きだった。
「枕から、タクの香りがするな。って思って……」
タクは、ベッドに裸でうつ伏せに横たわる私の背中から腰に向けて指の腹で撫でた。
「メグの香りもするよ。一人で寝るときは、その匂いを嗅ぐだけで、俺……興奮してくる」
タクの指は、そのまま腰からお尻のラインを伝って、私の割れ目に進入してそっと撫でる。
合鍵を渡されてから、私たちは頻繁にタクの部屋で抱き合った。
体を重ねるごとに激しさを増して、タクに抱かれた後の数日間は、私の体の快楽の余韻は消えることがない。
「はぁ……ああっぁぁ……」
次第にお互いの喘ぎ声も大きくなっていく。
タクは私の敏感な部分をいつも何度も舌で舐めて快楽を与える。
”俺の顔の上を跨いで”
と言われ、私は言われるままに、顔の上を跨いで、彼の口元に私の敏感な部分が触れるように腰を下げる。
そのまま舌で舐められ何度も絶頂を味わう。
思い出すだけで何度も刺激されて責められた敏感な部分が
鼓動とともに脈を打ち……疼く。
その疼きが消える間もなく、また抱かれたい欲望が私の体を支配していく。
私はタクの特別な人にならなくてもいい。この部屋で抱き合うだけの関係で……
それで…… いい。そう思っているのに……
時々、この男を独占したいという欲望が、私の心の中に湧いて出る。
この男を失いたくない。そう考える自分が…… 怖い。