ギムレット
第7章 エッグノッグ 守護
初めて入るタクの働くパブ「ブルーラグーン」
出入り口のドアを開けると、背の高いガラス張りの棚に高級そうなお酒が並ぶ。
店内のカウンター席は10人ほどが座れるのだろうか。そのカウンター裏の木目の枠のガラス棚に、ギッシリとカラフルな色を放つカクテルに使用されると思われる色々な種類のお酒などが並ぶ。
店内の内装は全体的に魅惑的なダーク調で、カウンターを背に半楕円状に座り心地のよさそうなソファーのテーブル席が並んで、カラオケのためのステージがあった。
座れば。そう言われて私はカウンター席に腰かけた。
「すごいお酒の量ね」
タクはカウンター内で手際よく作業していた。
「これでも全然少ないほうだよ。ここはカクテルバーじゃないからね」
白いワイシャツに、黒のカマーベスト、腰には黒のロングサロン
カウンター席から見るタクは、カクテルの材料でもあるリキュールのカラフルな瓶とガラス棚の照明から放たれる明かりに照らされて、その美しい容姿が魅惑的に演出されていた。
カウンター内で私の視線に気づいて「んっ?」と眉毛をあげてから微笑む
あなたを前にすると、そんな些細な表情にまで
私は、惹かれてしまう
出入り口のドアを開けると、背の高いガラス張りの棚に高級そうなお酒が並ぶ。
店内のカウンター席は10人ほどが座れるのだろうか。そのカウンター裏の木目の枠のガラス棚に、ギッシリとカラフルな色を放つカクテルに使用されると思われる色々な種類のお酒などが並ぶ。
店内の内装は全体的に魅惑的なダーク調で、カウンターを背に半楕円状に座り心地のよさそうなソファーのテーブル席が並んで、カラオケのためのステージがあった。
座れば。そう言われて私はカウンター席に腰かけた。
「すごいお酒の量ね」
タクはカウンター内で手際よく作業していた。
「これでも全然少ないほうだよ。ここはカクテルバーじゃないからね」
白いワイシャツに、黒のカマーベスト、腰には黒のロングサロン
カウンター席から見るタクは、カクテルの材料でもあるリキュールのカラフルな瓶とガラス棚の照明から放たれる明かりに照らされて、その美しい容姿が魅惑的に演出されていた。
カウンター内で私の視線に気づいて「んっ?」と眉毛をあげてから微笑む
あなたを前にすると、そんな些細な表情にまで
私は、惹かれてしまう