しょっぱくて甘い~ベリーショコラマカロン~
第1章 しょっぱくて甘い~ベリーショコラマカロン~
「ちょっ、いちかちゃん、泣かないで!」
あきらさんがわたしを抱きしめてくれる。
「あきらだけズルいわ」
それに引き続いて、ゆかりさんもわたしを抱きしめてくれる。
二人が付き合っているわけではない。そのことに安堵したと同時に、今は、まだどちらかを選ぶ必要なんてない。ゆっくり、ゆっくり、わたしの本当に大切な人を考えればいい。今は、まだこのキラパティのみんなで一緒にいれるだけでいい。それがわたしの幸せになる。
わたしはわたしらしく、もう少し強くなれて、答えを出せた時--。
その時は、決めた想いを伝えようと思う。だから今は--。
「あきらさん、ゆかりさん、大好きです!」
fin.
あきらさんがわたしを抱きしめてくれる。
「あきらだけズルいわ」
それに引き続いて、ゆかりさんもわたしを抱きしめてくれる。
二人が付き合っているわけではない。そのことに安堵したと同時に、今は、まだどちらかを選ぶ必要なんてない。ゆっくり、ゆっくり、わたしの本当に大切な人を考えればいい。今は、まだこのキラパティのみんなで一緒にいれるだけでいい。それがわたしの幸せになる。
わたしはわたしらしく、もう少し強くなれて、答えを出せた時--。
その時は、決めた想いを伝えようと思う。だから今は--。
「あきらさん、ゆかりさん、大好きです!」
fin.