テキストサイズ

チョコレート2

第2章 3人の想い


陸斗side





俺は祐樹と
ショッピングモールの中で
晩飯を食べることにした







「どこにする?」




祐樹が俺の一歩先を
歩きながら言う




「俺ラーメン食いたい」





「ラーメンね、あ…」


「うぉっ」



祐樹が急に
立ち止まったせいで
ぶつかりそうになった






「急に止まんなよ」






「あれ、彩ちゃんと涼?」






はぁ?



祐樹はガラス張りの
イタリアンっぽい
店の中を見ながら言った









涼は名古屋だろ?





こんなとこにいるわけ…




そう思いながら
半信半疑で俺も覗いた




「え…」





ストーリーメニュー

TOPTOPへ