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チョコレート2

第2章 3人の想い






そこには祐樹が言った通り
彩とここにいるはずのない
涼がいた


それも
楽しそうに。





最近の彩の態度に
疑問を抱いていた俺は
無性に腹が立った






携帯を手に取り
彩に電話をかける





プルルル





出ろ





ガラス張りの向こうにいる
彩は携帯が鳴っていることに
気づいた



でも電話に出ずに
カバンの中にしまい込んだ







なんでだよ…



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