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Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第7章 初恋の相手でも仕事は仕事①

「待ち合わせの相手は、私だよ」

「え……」

「難波くんとの温泉旅行を依頼されてる」


「如月が……どうして……」


聞きたいことは山ほどあるが
動揺が先立ってしまい
上手く言葉にならない。


「私だって驚きだよ。あの難波くんが
お客さんだったなんて」

「俺は……その……」


正当化したい。


「乗り遅れちゃうよ。続きは電車で」

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