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Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第20章 もう一つの高校の思い出②

キャンプ場を出ると
自宅方面に車を走らせる。


「理人……ごめん。理人に嘘付いちゃった」

「やっぱり軽自動車よりデカイ輸入車の方が
良かったって話だろ」

「そんなんじゃないよ。私が祐二に
頼んだの。理人の車に乗ってもいい?って」

「そこまで軽自動車に興味があったか。
やっぱり理彩子は物好きだな」


分かってる。


理彩子に何かしらの意図があることは。


だからこそ、はぐらかさずにはいられない。

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