タイムリミットまであと一週間。
第3章 残り7日。
「…嘘…なんで…。」
元カノだ。
「少しずつ…回復してきたからさっ。」
「…そう…。久しぶりだね…。」
「あぁ…。」
そう、「病気は悲しいから嫌だ」と言って別れた彼女だ。
「…なんか…変わってないね…!」
「そうか?…お前は…ずいぶん変わったな。」
ロングの黒髪が…ばっさり。
茶髪のショートになっていた。
しかも…運動なんてしていなかったのに…。
「私ね?…瑳來が入院してから…バスケ始めたんだ…!」
「なんで…?」
「瑳來が…やってたから。私も…瑳來の分までバスケやろうと思ったの…///」
「…そう…だったのか。」
…驚いた。
夢佳、お前ってやつは…
バカだろっ……
ちきしょー
ムカつくっ…
涙でてくる…っ…