タイムリミットまであと一週間。
第3章 残り7日。
死の恐怖。
この世で一番怖い。
でも今、夢佳が俺のためにバスケを続けていてくれたことが…すごく嬉しかった。
別に…たいして感動する話でもないかもしれない。
けど…今の俺にとってそれは、泣いても泣ききれないくらい嬉しい出来事だった。
俺…涙もろっ…!!!
死ぬ前に…聞けて良かったよ…。
「…夢佳…ありがとう。」
「何泣いてんのよ!どうってことないし!」
「…ハハっ!ごめんな!!」
「…瑳來。私…やっぱり忘れらんない、瑳來の事。」
「…え……?」
「これからは…ずっと傍にいたい。…ダメかな?」
えぇーーーー(°□°;)?!