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遠くの恋人より近くの同僚

第13章 第二関門突破

「本田……おまえって健気だな……」


本田に対して愛しく感じる想いが
この手と口に乗せられ
その手で乳房を包み込むように触れ
その口が耳やうなじ
背中を滑るように這う。


「凌馬くん……」

「なんだよ」

「壁……乗り越えたい……」

「分かった」


本田を大切に想う気持ちは変わらない。


その大切に想う本田が
俺と一緒に壁を乗り越えたいと
言ってくれている。


断る理由なんて無い。

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