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遠くの恋人より近くの同僚

第13章 第二関門突破

俺が先に風呂を出ると
間接照明だけを照らし
布団に潜り込んだ。


それから数分後
本田が同じ布団に潜り込む。


手探りで抱き合う。


俺も本田も一糸纏わぬ姿で。


本田の身体は震えていた。


「大丈夫だよ」

「ぅん……んッ……」


俺から唇を重ねた。


”安心させたかった“なんて
綺麗事じゃない。


本田とキスをしたかっただけ。

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