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遠くの恋人より近くの同僚

第13章 第二関門突破

掛け布団を剥ぎ取ると
仰向けになっていた本田は
「キャッ」と、小さな悲鳴をあげ
咄嗟に胸元を隠すと
身体を半身起こした。


「隠しきれてないけど」


辛うじて乳輪までは隠れているが。


「もっと言うなら、風呂で見えたし」


嘘だけど。


「ぇッ……ホントに?」

「ホント。乳輪が真っ黒だった」

「違うもんッ。真っ黒じゃないもんッ」

「じゃ、見せろよ」

「……真っ黒じゃ……ないもん」

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