テキストサイズ

彼の愛は重い鎖のようで、

第1章 恋人以上恋人未満


「嫌だよ、初めてとかダセぇじゃん。」

「あんたって変にプライド高いよね。」

「だからお前ならいいかなって。お前に気使う必要ねぇし。」

「いい様に使うな、このヘタレが。」


つまり本当に誰でも良かったんだね。

早く童貞を卒業したいとはなんて子供のような考えなんだ。男子中学生か。


「で、抱いてもいいの?」

「あんた私の話聞いてないでしょ。私は最初からダメだって言ってる。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ