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彼の愛は重い鎖のようで、

第1章 恋人以上恋人未満


一輝はもう感情が昂っているのか、私の胸の膨らみを微妙に触っている。


「なんで?いいじゃん。何が駄目なの?」

「ダメっていうか、あんたと関係との関係が変わってしまうのが嫌。」

「……関係?」

「何でも言い合える友達。」


だっていくら友達と言っても私たちは男と女なのだ。

一度こんな関係になってしまえば、二度と友達に戻れなくなるのではないのか。

そんなの絶対に嫌だ。

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