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妄想「書き直し」

第5章 東京に行く前日(3)

山本は小泉弟の方にいこうとしたが、えりかは山本の腕を取り止めた。

えりか「もう、私は辻田さんに関わらないよ」

小泉弟「わかってるよ、明日から東京兄と行くらしいな、お前、兄と婚約したのか?」

えりか「まだしてないけど、話は出てる、断ってるけど」

小泉弟「なら、東京に行かなくってもいいじゃん」

えりか「そーさせたのは誰だよ!もー勘弁して、私はどーでもいい、人を巻き込まないでくれ(泣)」

山本「どーでも良くないから、俺が守る!」

えりか「辞めて、怪我するから、部屋出て行って(泣)」

小泉弟「女にも抵抗できなくって俺に勝てると思ってんのか?」

山本「女と男とは違う!」

小泉弟「女には手が出せなかったわけか、優しいな」

小泉弟は山本を蹴りをくらわせようとした。

えりか「やめて、いいから、お願い(泣)」

山本の前に来て、えりかの背中にくらい、二人はこけて、えりかは山本を床ドンになり

えりか「もうやめて、これ以上は、まだ私だけなら大丈夫だけど、別の人まで巻き込んで、警察ザタになったら、お兄ちゃん達が迷惑やねん!」

小泉弟「兄貴達はもう関係ない」

えりかは涙を山本の顔に落とした。

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