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先生の秘密

第3章 ◎VS

それからもお祭りを楽しみまくった。
「お、金魚すくい」
「やるの?」
「俺、金魚すくい超得意なんだよ。見とけよ」
そう言ってお金を払う和樹。
ちっちゃい子みたいに目をキラキラさせてる。
「わぁ!上手っ、」
和樹は全く網を破らずにすいすい金魚を入れている。
「おっ、兄ちゃんなかなかの腕前だねえ!やっぱり彼女がいるとはりきっちゃうよねえ!!」
そう和樹は全く網を破らずにすいすい金魚を入れている。
「おっ、兄ちゃんなかなかの腕前だねえ!やっぱり彼女がいるとはりきっちゃうよねえ!!」
そう、金魚すくいのおじさんが言う。
「…か、彼女じゃないですっ……」
あたしは慌てて否定。
「やっぱり好きな子にはいいとこ見せたいじゃないですか」
「ははっ、熱いねぇ兄ちゃん!」
…え………………?
和樹……………?

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