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先生の秘密

第4章 ◎反撃

「ったーい!誰…って和樹?」
「なに開き直ってチンタラ着替えてんだよもう。せっかく待ってやってたのに」
「あわわっ、ごめん和樹!ありがと!」
なんだかんだやっぱりお世話になっちゃってるや。
「まぁしょうがねぇから一緒に怒られてやるよ」
「ふふっ」
あたしたちはグラウンドに向かった。
靴を履き替えて、グラウンド並んで座っているみんなと先生の姿が見えた。
突然後ろから手を握られて引っ張られる。
「…ちょっ、和樹っ」
「歩いてたら更にしばかれるぞ?」
そう言って走りだす和樹。
「わっ、速いよ!」
あたしたちはみんなのところまで走った。

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