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先生の秘密

第2章 ◎危険な夏休み

最悪……
「おまっ……朝から大胆だな…」
「いやややや、ちょっとつまづいただけです!ごめんなさいっ」
「てゆうか、そこまで動揺するって、お前と橋本どうゆう関係なの?」
か、関係!?
あたしの頭にふと昨晩の出来事がよみがえる…
いや、あれは何かの事故。
「そんなっ、ただの幼なじみです!はい、ただの!」
そう言うと先生は急に怖い顔になって、あたしの腕をつかんで車へと乗せた。
何でいきなり怖くなるのっ…
無言でエンジンをかけて、車を走らせる。
どこかに拉致られたりしないよね…?

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